平成6(1994)年7月7日、神田外語グループは福島県天栄村に中世英国の環境を忠実に再現した異文化体験施設「ブリティッシュヒルズ」を創業しました。以来30年にわたり、「パスポートのいらない英国」として、延べ100万人にも及ぶ来場者を迎えてきました。令和6(2024)年7月7日、ブリティッシュヒルズは創業30周年を記念する式典を開催。当日は、ブリティッシュヒルズの関係者、約120人が出席して、盛大に式典が行われました。本稿では、式典の様子をレポートするとともに、これまでの歴史のなかでキーパーソンとなった方々からのメッセージをご紹介させていただきます。
※式典に先立ち、ローズガーデンのオープニングセレモニーが行われました。詳しくはこちら。
※希望者向けにマナーハウスツアーが開催されました。詳しくはこちら。
▶︎式典の冒頭、主催者を代表して神田外語グループ理事長の佐野元泰が挨拶させていただきました。
本日、私どもブリティッシュヒルズは創業30周年を迎えます。まず初めに、長年私たちを支えてくださった、ここにいらっしゃる方々に心より御礼を申し上げます。ありがとうございます。
思えば40数年前、私が高校生の頃、父である先代の佐野隆治理事長と、まだうっそうとした森だったこの地を訪れました。「ここに本物の異文化の空間を創るんだ」。そう話す父の姿に、「なんて広大な夢を語るのだろう」と驚いた覚えがあります。
大学卒業後、私の最初の職務はブリティッシュヒルズの立ち上げでした。30年前の7月7日、ここでスタッフとしてオープニングセレモニーの準備のために走り回っていたことが思い出されます。
ブリティッシュヒルズの30年は多くの困難を乗り越えてきました。
「日本で唯一無二のリゾートインスティテュートを創る」という掛け声のもと、教育事業とホテル事業の融合を目指しました。「この環境を生かした教育とは何か?」 外国人の先生方とディスカッションして、採算が取れるようなビジネスモデルを構築するにはどのようにすれば良いのか、本気で議論を重ねてまいりました。
私自身は、ここで経営者として成長させてもらいました。外国人と日本人の異なる文化を融合させる企業文化をつくるにはどうしたら良いか。悩み、当時パブの責任者であったパブリカンとけんかしそうになった思い出もあります。
そのなかでは、腹を割って話すことの大切さ、互いを尊敬し合うことの重要性、分け隔てないコミュニケーションの重要性など、今の仕事につながる多くを学ばせてもらいました。さらに、リーダーとして日々決断をしていくことの大切さもここで教えてもらいました。
われわれが創業30周年を迎えられたのには、3つ大きな理由があると考えられます。
ひとつ目は、「本物への徹底したこだわり」です。創設者の佐野隆治は、英国を疑似体験できる世界へと学生たちをいざなうために、本物と寸分たがわぬ建物と環境を創り上げました。それこそがブリティッシュヒルズの唯一無二の財産です。
ふたつ目は「あくなき挑戦」です。バブル崩壊後に迎えた創業期、アメリカ同時多発テロ、東日本大震災、そしてコロナ禍。それぞれの局面で「ブリティッシュヒルズの価値とは何か」を自らに問いかけ、諦めずに挑戦し、変化し続けてまいりました。ブリティッシュヒルズを信じて一緒に働いてくれるスタッフの支えがありました。だからこそ、われわれは数々の困難を乗り越えられたのです。
3つ目は「ノブレス・オブリージュ(Noblesse Oblige)」です。「高貴な者には果たすべき義務がある」と訳します。このブリティッシュヒルズならではの環境を生かし、時代に即した疑似体験を提供し、より良い国際社会に貢献する人材を育成する。このような理念をしっかりと見据え、追求し続けたことが、ブリティッシュヒルズが生き残れた最大の要因です。
さて、新たな時代に向かうべき時期です。ブリティッシュヒルズの次の30年はこの閉ざされた環境にとどまらない、周りを巻き込んだ広がりを追求していきたいと思います。教育面では未来を担う子どもたちが、自らの言葉で日本を世界に語れるようにしたいです。
そのなかで、ここ福島県には日本を体現する多くの資産があります。自然、食、人、伝統文化。そして震災復興の体験とその歴史。
これからの若者が、福島の、いや日本の「光と影」を真正面から捉え、自分の言葉で世界に発信できるようにする。その学びを通じて、自分の幸福と周りの幸せを探求する人を育てることがブリティッシュヒルズの使命だと考えています。
さらに英国らしさをより追求してみたい。ハードウエアはもちろんのこと、ソフト面でも新しい文化を創り上げたいと考えています。ここ羽鳥湖の近く、ブリティッシュヒルズを中心に異文化を発信する本物の英語村になれるよう地元の天栄村や福島県と話し合い、進めていきたいと考えています。
ブリティッシュヒルズはまだまだ発展途上です。さまざまな変化や改革が必要です。この30年間の経験を生かし、ここにいる皆さんや多くの方々のご指導や努力を賜り、われわれはこれからも前向きに努力したいと考えています。どうぞ皆さまの引き続きのご指導、ご愛顧をよろしくお願いいたします。
▶︎式典を訪れた数多くの来賓を代表して、駐日英国臨時代理大使エミール・レベンドールー様、福島県知事 内堀雅雄様(代読:福島県副知事 鈴木正晃様)、一般社団法人日英協会理事長 長嶺安政様より祝辞が述べられた後、天栄村村長 添田勝幸様のご発声で乾杯をしました。
皆さんこんにちは。ブリティッシュヒルズの30周年記念式典にご招待いただきありがとうございます。この記念すべき節目を皆さんと一緒にお祝いできることを大変うれしく思います。
この30年間、ブリティッシュヒルズの成長と同様、日英関係もこれまでになく強固なものになりました。昨年のG7広島サミット会期中に、日英両首相は広島アコードを発表しました。スターマー新首相も、就任早々に岸田首相と電話会談を行い、両国の関係を前進させることへの共通のコミットメントについて話し合いました。
チャールズ3世国王陛下のご招待による天皇・皇后両陛下の英国公式訪問では、文化、科学、イノベーション、人的交流など、幅広い分野における日英関係に触れた他、両陛下が学ばれたオックスフォード大学もご訪問されました。
また、2025年の大阪・関西万博での英国パビリオンの概要が’Come Build the Future’ (ともに未来をつくろう)のテーマとともに本年3月に発表されました。このパビリオンが、多様性、創造性、イノベーションを通じて、次世代を担う若者が我々を取り巻く諸問題や機会に取り組むきっかけとなることを願っています。
さて、ブリティッシュヒルズは今から30年前、英国のマナーハウスを体験できる場所としてつくられたと聞いています。本日、初めてこちらを訪れたのですが、確かに英国に戻ったような気分になりました。
ブリティッシュヒルズは30年間にわたり、全国の多くの学生に英語を学ぶことのみならず、英国文化を体験する機会を提供し、英語教育や文化交流を通じた理解と交流の促進に貢献してきました。
この場をお借りして、長年にわたる皆さまのご貢献、特に佐野理事長と佐野学園によるご貢献に感謝するとともに、今後とも日英交流の発展に引き続きご協力をお願いしたいと思います。
ブリティッシュヒルズ創業30周年記念パーティーが開催されますことを心からお喜び申し上げます。また、皆さまには日頃から福島県県政運営に格別のご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。
神田外語グループ様におかれましては、東日本大震災での原発事故以降は、ここブリティッシュヒルズを震災復興支援の拠点と位置付け、復興支援プロジェクトを実施していただいたほか、令和5(2023)年9月の包括連携協定の締結後は、福島県の地方創生をさらに前に進めるために、さまざまな計画を担っていただいており、改めて深く感謝を申し上げます。
震災、そして原発事故から13年余りが経過するなか、震災の記憶の風化が大きな課題のひとつとなっております。こうしたなか、神田外語グループ様におかれましては、震災の記憶や福島の今を次世代に伝えることを目的に、子どもたちが福島の課題を探究し、英語で世界に発信する「ワールドインサイトプロジェクト」を新たに開講されると伺っており、多くの方々に福島県の未来を考えていただく、絶好の機会だと考えております。
県といたしましても、未曾有の災害を経験した福島だからこそできる新しい学びの旅「ホープツーリズム」の推進などを通じて、挑戦し続ける福島を国内外に広く発信していきますので、皆さまには引き続き一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
ブリティッシュヒルズ30周年おめでとうございます。
今から30年以上前に、若い人たちの人的交流、文化交流の拠点をつくるというパイオニア精神によって、将来への洞察力に富んだこの事業が始められたと伺いました。
以来、英語教育を中心として、日本の若い人たちのための世界に向けての訓練や研修の拠点として大成功を収めてこられたと承知しております。そのことに対して、敬意を表しますと共にお祝いの言葉を贈らせていただきたいと思います。
日英協会は明治41(1908)年に創立され、日本と英国の親善を深めるためにこれまで活動をしてまいりました。その考え方はブリティッシュヒルズの基本理念と相通じるものがあると感じています。
この30周年を機に、ブリティッシュヒルズ様におかれましては、次の30年間、あるいは、まずは次の40周年に向けて発展されることを心より期待したいと思います。そのなかで、日英協会と致しましても、ブリティッシュヒルズ様、そして学校法人佐野学園様と、いろいろな形で連携を取らせていただいて、相乗効果を図れればと考えているところでございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ブリティッシュヒルズ様が30周年を迎えられましたこと、誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。
この式典の前に、30周年を記念して、ローズガーデンをオープンされ、また新たな魅力、新たな楽しみができました。
天栄村の子どもたちも、幼稚園生から中学生まで、ここで英国の疑似体験をしたり、英語の研修を受けたりしています。「20歳の集い」に参加する成人者に聞くと、「東京で、天栄村と言ってもなかなか分かってもらえないけれども、『ブリティッシュヒルズがあるところ』と言うと『素晴らしいところだね。』と分かってもらえる」と話していました。故郷に自慢の施設があることをとてもうれしく思っています。
今後、50年、100年、200年と、さらに進化し、発展されることを願っております。
▶︎乾杯の後は歓談となり、会場では30周年特別メニューとして、地元の天栄村のお米、西郷村のメイプルサーモン、福島県内の豚や鶏、常磐で水揚げされた魚介類、英国産の仔羊など、素材にこだわった料理の数々が振る舞われました。
▶︎式典会場にて、ブリティッシュヒルズにゆかりが深い方々からメッセージをいただきました。
神田外語グループの皆さん、そしてブリティッシュヒルズがこの天栄村の地に30年間、英国の文化を根付かせ、そして地域の国際化、活性化にご貢献いただいておりますこと感謝申し上げます。
福島県は昨年9月、神田外語グループと包括連携協定を締結させていただき、福島を担う子どもや若者の人材育成をはじめ、さまざまな地域活性化に向けて手を組んで行っていけることを非常にうれしく思っています。
今後、福島県の復興のパートナーのひとつとして、ぜひとも大きく貢献いただけることを期待しております。永続的な取り組みとして、ぜひよろしくお願いいたします。
企業を30年存続させるのは大変だと言われる中、創業30周年を迎えられましたこと、心よりお喜び申し上げます。ブリティッシュヒルズは、本村の子ども達も体験活動で利用し大変喜ばれており、本村にこれだけ自慢できる施設があることは大変ありがたく、そしてうれしいことです。今後ますますの発展を祈念しております。
福島県は東日本大震災の原発事故によって、これからも復興に時間がかかります。だからこそ、ブリティッシュヒルズを訪れる県外の方々が、「福島ってこういうところなんだ」と理解し、「もっと足を延ばしてみよう」と興味を持ってくれることは県にとって、とてもプラスの影響になっていると思います。そして、県内外の子どもたちがブリティッシュヒルズを体験することで、福島での記憶が刻まれていくことも大変ありがたいことです。包括連携協定を活用し、さらなる活動を共にしていければと考えています。
ブリティッシュヒルズが30年にわたり、福島県で活動していただいていることを本当にありがたく思います。また、震災復興という面でも、復興教育などにもご尽力していただいていること感謝申し上げます。30周年を機に、ますます活動が発展していくことを期待しています。私としても復興を推進する業務に携わっておりますので、これからも、ぜひ一緒に頑張っていきたいと考えています。
インターネットを活用すれば世界と瞬時につながれる時代になったからこそ、ブリティッシュヒルズのような本物の施設で異文化体験ができることの意義が高まっています。また、天栄村は風力発電に取り組み、福島県内には原発事故からの復興の現場があります。国内の課題を学び、海外のことも学ぶ。社会課題を学び、英語で発信していく。ブリティッシュヒルズには、これからの時代のニーズを意識しながら、期待に応える活動をぜひしていってほしいです。
30年前にテレビ局の記者として訪れたのがブリティッシュヒルズとの出会いです。天栄村の山のなかに本物の英国ができたことに驚きました。以来、この価値ある場所をひとりでも多くの人に伝えたいと思い、取材を続けてきました。だからこそ、これからもブリティッシュヒルズには本物であり続けてほしい。福島県内の方でもまだ訪れていない方はたくさんいます。ぜひ、実際にここを訪れ、30年かけて育まれてきた思いを感じていただければと思います。
英国市場協議会と若かりし日の佐野元泰理事長でオープンしたばかりのブリティッシュヒルズに於いて「日英ビジネスセミナー」を開催しました。英国のロイヤルファミリーが初めて日本に来て、皇居でディナーをしたときのメニューを当時の川田雄基館長が探し当て、リフェクトリーで盛大なパーティーを行ったことは思い出深いですね。これからもブリティッシュヒルズが「パスポートのいらない英国」として、日本の学生さんたちが国内で異文化体験をして、海外への準備ができる場所として活用されることを願っています。
国内の大学は英語を話す環境づくりに力を入れていますが、ブリティッシュヒルズほどの本物はありません。中高生、大学生にとって、かけがえのない異文化研修の場であると思います。創業30周年を迎えられたことは本当に偉業であり、原発事故による風評被害なども耐えて、よく経営を続けました。これからも、先代の佐野隆治会長の志を受け継ぎ、「本物志向」を貫いてほしいですね。継続は力なりです。
私は6年ほど英国で学んでいたので、ブリティッシュヒルズに来ると懐かしく感じます。そして、若者たちは、ここを訪れ、「本物の英国に行ってみたい」と思うことでしょう。日本各地には集客目的の商業施設があり、オープンした時はとてもきれいですが、年を追うごとにくすんでいきます。しかし、ブリティッシュヒルズは、最初から「本物の英国の村」を創っているので、歳月が流れてもくすむどころか、年輪を重ねるように魅力を増しているように感じます。ぜひ、これからも、世代を超えた人々を引きつける場であってほしいと思います。
▶︎会場では、30周年パーティーを盛り上げる心のこもった芸能や演奏が披露されました。
狂言師の和泉元彌氏とご家族が登壇し、祝辞とともにお祝いの唄をうたわれました。
バグパイプ奏者ふたりにより、英国の伝統的な曲とともに、日本の民謡などの演奏も行われました。
ブリティッシュヒルズ前館長である松平恒和氏率いるジャズバンドの演奏が会場を湧かせました。
▶︎会場では、ブリティッシュヒルズ30年の歴史をつづったショートムービーが公開され、建設当時の写真など貴重な史料とともに未来への想いが披露されました。
ブリティッシュヒルズは平成6(1994)年、ここ福島県天栄村に開業し、以来、英国の文化体験と交流をする場として、皆さまに支えられてきました。
今日に至る道のりは平坦なものではありませんでした。このようなかたちで30周年を迎えられることは、ひとえに、お客さまの皆さま、地域の皆さまの絶大なるご支援があったからです。そして、変化と革新に挑戦してきた歴代の館長、ここで働いてくれたさまざまな社員の努力の賜物であります。心より感謝します。
私たちは学びと楽しみを連動させたユニークな体験を提供できるエデュテインメント施設として、皆さまに愛される存在であり続けたいと考えております。この福島をベースとして、地域との絆を強めつつ、英国を通して世界とつながる。そんな体験と交流の場であるために、社員一同、これからも努力を続けてまいりたいと考えております。
皆さまにおかれましては、今まで以上に、絶大なるご支援とご指導を賜りますよう強くお願いを申し上げます。本日はありがとうございました。
ブリティッシュヒルズでは、創業30周年を記念する事業として、「ジョージアンガーデン」に「ローズガーデン」を開設し、式典当日の午前中、ローズガーデンのオープニングセレモニーを挙行しました。バグパイプの演奏で始まり、野澤社長の挨拶に続き、オープン記念の祝砲が放たれました。造園を指揮した森アドバイザーがガーデン案内をし、参加者は思い思いにガーデンを散策しました。
ブリティッシュヒルズは、創業30周年を迎える記念事業としてローズガーデンを開設することにいたしました。英国と言えば庭園、英国と言えばバラを思い浮かべる方も多いと思います。英国の美しい伝統と風情を感じていただける場として、魅力をお伝えしたいというふうに考えております。
このローズガーデンの設置に当たっては、多大なご協力を頂いたことを改めて感謝申し上げます。さまざまな方々の努力と情熱が結集した、このローズガーデンが多くの方に愛されることを願っております。
ローズガーデンには222品種、241本のバラが咲き乱れることになります。四季折々の美しさを楽しむことができるだけではなく、訪れる方々に癒やしと感動を提供できる場所となるでしょう。まだ出来たてではありますが、今後バラが成長するに伴い、一層魅力的なローズガーデンになり、ブリティッシュヒルズの新たなシンボルとなることを願っております。
これまで多くのお客さまから、「イギリスですから、バラは咲いていますか」というお声をたくさん頂きました。そういう思いに応えるべく、ブリティッシュヒルズ30周年を機にローズガーデンの設計施工に着手することになった次第です。
ブリティッシュヒルズらしいローズガーデンとは何か。神田外語グループには、「言葉は世界をつなぐ平和の礎」という建学の理念があります。ガーデンは、世界平和を願う、人と人を結び付ける心の礎になる。そのイメージがガーデンを設計した原点にありました。そして訪れた皆さんが心地よい、ゆったりとした時間を過ごしていただける空間を目指しました。
英国特有の「ジョージアンガーデン」は、自然のありのままのところに人の手を少し加えていって、その良さを味わえるようなかたちでのガーデンづくりをしています。
ガーデンの向こうには背の高いカラマツが2本植えられています。まさに自然が作り上げているゲートとして見立て、ローズガーデンという異空間を創ったらどうかと発案し、この場所を選びました。
この先にはケルト文化のラブスプーンのモニュメントがある深い森が広がっています。全体の景色のなかにローズガーデンがある。そこの中でお客様一人ひとりが思い思いにゆっくりとした時間を過ごしていただく。ゆっくりとお茶を楽しむ。200を超える品種からご自分の好きなバラを選んでいただく。そんな場所になることを願っております。
30周年式典に先立ち、メインの建物であるマナーハウスのツアーが行われ、建築や装飾、それぞれの部屋の調度品などの由来や意味をご紹介しました。