異文化コミュニケーション研究所は、設立の翌年から神田外語学院の講堂で「異文化コミュニケーション講演会」をスタートさせました。古田暁所長の人脈などにより幅広い分野の専門家たちが登壇。国内の研究者に加え、アメリカの大学で教鞭を執る研究者やビジネスの現場で異文化コミュニケーションを実践するエキスパートたちが講演を行いました。
1：1985年12月20日「世界の中の日本文化」
ドナルド・キーン（コロンビア大学教授）
2：1986年1月24日 「ソヴィエット・ロシアにおける『名誉』の論理」
内村剛介（上智大学教授）
3：1986年3月28日「フランス人の中華思想－太平洋における核実験」
倉田保雄（評論家）
4：1986年4月25日「文化とコミュニケーション」
岡部朗一（南山大学教授）
5：1986年5月16日「言葉の世界の人間関係－シェークスピアと近松」
ピーター・ミルワード（上智大学教授）
6：1986年6月27日「なぜ名古屋はオリンピック誘致に破れたか」
久米昭元（神戸市外国語大学助教授）
7：1986年7月11日「日本の会社と西欧の会社」
井上宗迪（丸紅調査情報部部長補佐）
8：1986年10月24日「義理と人情－日本、ハワイ、グアムの比較」
石井 敏（大妻女子大学教授）
9：1986年11月14日「アフリカの虚像と実像」
本城靖久（立教大学講師、エッセイスト）
10：1986年12月12日「今日のユダヤ人、昨日のユダヤ人－ユダヤ人は世界をどう観るか」
石田友雄（筑波大学教授）
11：1987年5月15日"Foreign Business in Japan"
エリック・サックハイム（山陽スコット社副社長）
12：1987年6月12日「価値観・東と西－富士山ニッポンとマニラの夕陽」
村山元英（千葉大学教授）
13：1987年7月10日「イスラームはなぜ日本人に解りにくいか」
牧野信也（東京外国語大学教授）
14：1987年9月11日「異文化を理解するということ－認知心理学の立場から」
佐伯 胖（東京大学助教授）
15：1987年10月9日「愛する日本への提言－在日東南アジア人の立場から」
アリフィン・ベイ（神田外語大学教授）
16：1987年11月13日「外国語としての日本語の世界」
山下秀雄（（財）言語文化研究所主任研究員）
17：1987年12月11日「アメリカにとってのフェア（公正）とは何か」
板坂 元（創価女子短期大学副学長）
18：1988年5月20日「日本における企業間・企業内コミュニケーション」
北岡靖男（国際コミュニケーションズ社長、TOEIC創案者）
19：1988年6月10日「ヨーロッパ人・日本人・アメリカ人
－それぞれのコミュニケーション・スタイル」
フェリス・ロボ（上智大学教授、国際言語情報研究所所長）
20：1988年7月13日「国際機構と日本人」
箕輪成男（愛知学院大学教授）
21：1988年9月9日「中国人の思考方法」
蜂屋邦夫（東京大学東洋文化研究所教授）
22：1988年10月14日「日本とフランス－その心とかたち」
辻 邦生（小説家、学習院大学教授）
23：1988年11月17日「米と漢字の文化－東洋人と言葉」
カール・ベッカー（筑波大学教授）
24：1988月12年2日「韓国と日本：敬語の使い方に見られる文化の相違」
金 東俊（神田外語大学教授）
25：1989年1月20日「フィリピンにおける宗教と政治」
エルピディオ・サンタ・ロマーナ（筑波大学客員教授）
26：1993年1月20日「異文化交流のコチラ側－日本的コミュニケーションの源流を探る」
遠山 淳（桃山学院大学教授）
27：1993年6月11日「異文化間教育と対人コミュニケーション」
星野 命（北陸学院短期大学学長）
28：1993年12月3日"Riding the Waves of Culture"
シーラ・ラムゼイ（神田外語大学客員教員）
29：1994年3月4日「変動の世界の新しい大学のために」
小山宙丸（早稲田大学総長）
30：1994年7月15日「日本における国際理解教育とグローバリズム」
川端末人（神戸大学名誉教授）
31：1995年1月23日"Communication and Cultural Values
in a Multicultural World"
ジョン・コンドン（ニューメキシコ大学教授）
32：1995年6月28日「グローバル時代のマスメディア
－日米両国の新聞ニュースを中心に」
武市英雄（上智大学教授）
33：1995年12月8日"Traveling down the Amazon: An Encounter
with Native People of South Venezuela"
オルビド・ロドリゲス・ハートル（神田外語大学助教授）
34：1996年5月24日「ヨーロッパ統合の実験－経済のボーダーレス化と
民族アイデンティティーの融合は可能か？」
戸門一衛（神田外語大学教授）
35：1997年1月24日「ビジネスの中の異文化」
岡野光弥（元住友化学工業（株）専務取締役）
特別講演会：1997年5月9日「文化の深層構造－日本・ドイツ・アメリカの事例を中心に」
エドワード・スチュワート（Lloyd Thomas & Ball, Inc. 異文化コミュニケーション・シニア・スペシャリスト）
36：1997年6月27日「リーダーはどのように生まれるか
－小集団コミュニケーションのダイナミックス」
アーネスト・ボーマン（神田外語大学客員教授、ミネソタ大学名誉教授）
37：1997年9月26日「多文化社会における企業とコミュニケーション
－パブリックリレーションズの役割」
井之上喬（（株）井之上パブリックリレーションズ取締役社長）
38：1997年11月14日「19世紀中葉のシャムにおけるコミュニケーション・ギャップ
－3通の修好通商条約のテキストの比較から」
石井米雄（神田外語大学学長）
39：1998年6月19日「メディア・ウオッチ－異文化の視点からメディアを読む」
ケネス・スターク（アイオア大学教授）
40：1999年1月29日「異文化経営と日本人」
浜脇洋二（外資系企業経営者協会会長）
41：1999年6月11日「マスコミが伝えない『世界』－こんなにもある日本人の思い違い」
廣淵升彦（湘南短期大学教授）
42：1999年11月4日「『いのち』の文化比較－日英ホスピス研究の視点から」
丸山知佳子（Wales大学Swansea校名誉助教授）
43：2000年6月9日「アメリカで成功した日本の企業家たち
－日本人リーダーに見る異文化対応戦略」
富永啓一郎（（株）インタープロ代表）
44：2000年11月21日「アメリカから見た日本－日米関係の問題点」
西山和夫（ハワイ大学名誉教授・異文化コミュニケーション研究所客員教授）
